2024年の秋にマイナンバーカードと健康保険証が一体化されます。
私もマイナンバーカードを持っていますが健康保険証として登録はしていません。
預金口座と紐付けたり、健康保険証、運転免許証と一体化していくことに対して私自身不安があります。
1枚のカードに個人の情報が全て入っているので無くしてしまった場合の対処法も広く周知してほしいと思います。
悪用される場合も考えられます。
私が勤める介護老人保健施設(老健)ではコロナ禍になってから対面での面会を禁止しています。
コロナが感染症分類5類に移行された現在でもリモート面会のみです。
対面での面会の再開の目処が立っていません。
外出、外泊もできない状況です。
このような状況の中では利用者さんのマイナンバーカードの申請手続きはご家族が代行申請することになります。
しかし、ご家族は配偶者が多く、ご本人と同じように高齢です。
お子さんがいても遠方でご両親に関わることができないという場合もあります。
施設職員で代行申請をする場合もでてくると思います。
顔写真はどうするのか?施設の入所証明書が必要なのか?疑問に思うことは多々あります。
できるだけ代行申請を簡素化してもらえたら助かります。
ご家族からマイナンバーカードを作りたいのでスマホで本人の写真を撮ってほしいと相談されたのは今までに2回しかありません。
マイナンバーカードを使うことがなかったので、利用者さんのほとんどが持っていないのが現状です。
健康保険証として使うことになると申請しない訳にはいきません。
老健入所中であっても病気や怪我で突然病院に入院する場合があり、健康保険証がなければ困ります。
ご家族やご本人の代行で介護保険証を市役所に受け取りに行った際に「ケアマネージャーの資格がないとお渡しできません」と言われたことがあります。
なぜケアマネージャーでないといけないのかはっきりとした説明はありませんでした。
老健の支援相談員で、社会福祉士の資格を持っていると伝えても渡してもらえず、後日、施設ケアマネを連れて再度受け取りに行きました。
当施設では2024年秋からマイナンバーカードの代行申請の相談が増えることが予想されます。
施設職員であればケアマネージャーでなくても代行申請が行えるようにしてほしいです。
利用者さんやご家族と関わっているのはケアマネージャーだけではありません。
代行申請する場合、利用者さんの個人情報が全て入っているものを取り扱うことになるので施設内で代行申請時の注意点などをまとめておく必要があると考えています。
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