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人間関係を良くする鉄則!「あいては人か話が通じないときワニかもしれません」

文献

職場の悩みは仕事内容よりも人間関係の悩みの方が深刻です。

私も上司に怒鳴られてびっくりして返答できなかったことがありました。

いつもは優しい上司が、私の意見に対して「お前は全く変わらんな!!」と怒鳴りつけたのです。

「何でそんなに怒られたの?お前ってひどくない?!」と考えれば考える程眠れなくなりました。

「あいては人か話が通じないときワニかもしれません」(サンマーク出版)を読んで

「あっ!あの時上司はワニだったんだ」と腑に落ちました。

脳にある3つの層と3つの言語

脳には「理論」「感情」「本能」をつかさどる3つの層があります。

そしてこの3つはアルコールとストレスの影響を受けやすいです。

3つの層をわかりやすく言いかえると

◉理論→「ヒト脳」

◉感情→「サル脳」

◉本能→「ワニ脳」

になります。

それぞれの脳で対応の仕方を変えないといけません。3つの言語を学ぶことが必要になります。

ヒト語は筋のとおった話。自分の行動を予測して複数の視点で考えることができます。

サル語が必要なときは感情を表に出したくなるとき。結論を急がずに共感と理解を示すように話します。

ワニ語は単純で短く具体的に何をすべきか指示を与えます。

人間関係の鉄則はあいてがヒト、サル、ワニのどれになっているか理解すること

ストレスや疲労がたまっているときに、頭がうまく働かなくなります。

最初に機能しなくなるのはヒト脳です。

頭が1番働いてほしいときなのに!!

忙しい時ほど難しい案件に取り組んでいることが多いです。

私は介護老人保健施設で支援相談として相談業務を行なっています。

担当の利用者さんに急変があり入院調整を行った後で、まだバタバタしていて落ち着いていない時に他の利用者さんの家族さんから

「ちょっと相談したいことがあるんで聞いてください!」と言われたことがあります。

普段なら親身に対応できるのですがこのときは当たり障りのない適当なことを言ってしまい後で後悔しました。

「何であんな対応したんだろう。相談員失格やわ」と落ち込みました。

私のこの時の素っ気ない対応や、上司が私に威圧的な対応をしたときはヒト脳は機能を停止しワニ脳になっていました。

私たちは仕事や私生活でヒト、サル、ワニの間を行ったり来たりしています。

「あっ、今私はイライラしてワニになりそう‥少し休憩しよう」

「この人は今ワニだな。今話してもダメ。落ち着いてからにしよう」

など、自分や相手が今どの脳が機能しているか考え、3つの言語を使い分けて対応できれば人間関係はうまくいきます。

この本で私は人間関係の鉄則を学ぶことができました。

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