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大きな成果は小さな実行から生まれる「『後回し』にしない技術」

文献

私は子どもの頃からすぐに行動に移すのが苦手な方でした。

慣れないことをしたり、新しいことを始めるのは恐怖でした。

少し自分が変わったきっかけは母親が大腸癌で余命宣告を受けてからです。

「母親がいなくなるかもしれない」という悲しさと、自分で何でもできるようにならなければならないという決心が同時に湧きました。

家事を私がすることになり、食材や日用品の買い物が自転車では荷物を運びきれなかったので高校3年生の頃に自動車運転免許を取りました。

他の人からすると「だから何?大したことないやん」ってなると思いますが、私にとっては思いついてから行動するまでの期間がすごく短かかったです。

自分でも少し成長したなと思う瞬間でした。

それからはできるだけすぐ行動することを心がけていました。

社会人になってからは嫌なことが多々あり、ダメだとは思いつつ「忙しいからな‥コレをやってからしよう」と言い訳をしながら後回しにすることが多くなりました。

そんな自分をすぐ実行に移せる人に変えたくてこの本を読みました。

「『後回し』にしない技術」(分響社)です。

考えていいアイデアを思いついてもすぐに実行に移さなければ何も生まれず、何も考えなかったのと同じことです。

「成果=力量✖️実行力」です。

力量があっても実行しなければ成果を生まない、逆に言えば、力量がそれほどなくても実行するために努力することができれば大きな成果を生むことができます。

私はまだまだ社会福祉士としての力量は不十分です。

介護老人保健施設(老健)で支援相談員をしています。

入所者数を増やす(成果)ためには私たちが地域に出ていき地域の方々や居宅事業所のケアマネージャーさんだけでなくクリニックの医師にもプレゼンしていくなど新しい行動を起こさなくてはいけません。

まずは到達目標を明確にして仲間と共有します。

後は未来から逆算して、現在の行動を選択していきます。

①達成目標と期限を定める

②達成までのプロセスにおける小目標と期限を定める

③目標に関係する最初の仕事を選んで、ただちに実行する

この3つのステップを実施していきます。

期限を定めることで緊張感が生まれ焦りがでます。

お尻を叩かないとなかなか私は前に進めないので期限はとても重要です。

やりたいと思ったことやアイデアが尻すぼみのまま、うやむやにならないためにはどうしたらいいのか?という問題にこの本は答えてくれます。

小さな一歩でも構わないのでとりあえず実行して効果が出るまで継続することができれば、将来自分が望む姿に近づけることを学びました。

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