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本を読む楽しさを知ってほしい!「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」

文献

私が読書が習慣になったきっかけは可愛いブックカバーを購入したことです。

好きな映画のグッズでブックカバーが販売されていました。それほど読書はしていなかったのですが、このブックカバーを使いたくて読書をするようになりました。

文庫本サイズのブックカバーなので最初は小説ばかりでしたが、本を探すために書店によく行くようになりビジネス書も良いなと思いはじめ今では小説よりもビジネス書の方を多く読んでいます。

私の毎日の読書時間は10分程度です。

「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」(集英社)の題名を読んで読書時間を増やすヒントを得たいと思い購入しました。

今も昔も多忙なサラリーマン!

長時間労働と言えばサラリーマンが私は頭に浮かびます。会社のために人生を捧げているとさえ思ってしまいます。

サラリーマンという言葉が浸透したのは大正後期から昭和初期にかけてです。

大正時代の時事漫画にはすでに「労働に苦しむサラリーマン像」が描かれていました。

戦前の忙しいサラリーマンは休暇と通勤時間に本を読んでいました。通勤時間は今のようにスマホがないので時間を有意義に使うには読書しかなかったのかもしれません。 

大正末期には円本が大ブームになりました。円本とは要は全集です。

これさえ読んでれば教養が身につく。また書斎のインテリアとしても最適でした。

綺麗な背表紙が並んだ天井まで続く大きな本棚は私の憧れです。インテリア目的で円本を買い集めた当時のサラリーマンの気持ちがわかる気がします。

読書で他者の文脈に触れよう

スマホで調べる内容は自分の知りたい情報のみを知ることができ余計なノイズがありません。

本で得る知識はノイズありきのもの。他者の文脈に触れることができます。

他者の文脈は忙しい現代社会にとっては余計なノイズになってしまう。必要な情報を必要な時に得ることができるのはスマホでSNSを眺めたりパソコンで検索することです。

疲れている時はノイズがない情報を自然と選んでいるのかもしれません。

これが、スマホはみられるのに本は読めない原因だと考えます。

本を読むこと(他者の文脈にに触れること)は著者が経験したことや、長年かけて調べたこと、人生観などを2,000円以下で学ぶことができる素晴らしいことだと私は思っています。

新しく興味があることを発見したり、ずっと知りたかった答えを得るきっかけにもなります。

まとめ

読書で他者の文脈に触れる余裕が、精神的になかったり時間がないほど私たちは忙しい日々を送っています。全身全霊で働くのではなく半身で働ける世の中になってほしいです。他者の文脈に触れられないなんてもったいない。読書を今後も楽しんでいきたいです。

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